やっぱり犬も好き

平日は会社と家との往復しかしないけれど、
通勤中にたま〜に心躍る素敵な出会いがあったりする。

今日はお散歩中のシェルティー二匹を見かけた。毛量がすごいからか日影でも舌を出して息をしていた。
この前は若くて毛並みの美しいゴールデンレトリバーが弾むような足取りで歩いていた。
ミニピンはまだお洋服を着て細い足で歩いていた。

極め付けは「若い女性が好き」という少し幼さの残る柴犬。
先を歩いていたのをそっと見ていたら何度も振り返ってアピール。
飼い主に声をかけてしゃがみこんだ途端に口元に突撃する勢いすらこのまま時が止まればいいってくらいに愛くるしい。

人間くさい猫も可愛いが、やはり犬の無邪気で純真無垢な眼差しの方が私の胸を打つ。
あのひたむきに一生懸命に生きる姿は、つい応援したくなるもの。

実家(もうない)では物心つく前に犬がやってきて、その犬からは末の妹扱いをずっとされてきた。
その犬も私が中学生の時に亡くなってから10年も経ってしまったけれど、
子供もできたらまた犬や猫と一緒に暮らしたいなと常々思う。

今は結婚2年目で気の合う夫がいるだけで家庭内の癒しにはなるけど、
10年前に共に暮らしていたあの深い優しげな瞳は忘れられない。
激務で疲れた心には効果バツグンに違いない。

ちなみに夫は猫好きだが、猫の下僕を長年勤め上げた実績があるだけに性質的には完全に忠犬。
愛すべき伴侶を15にして見つけた心眼に、自分で自分を褒めたいくらい。

筋金入りの犬好き語りを自己紹介に代えて。